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  • 2025-10-29
  • CATEGORY診療案内

歯科

はじめに-大切な家族の健康寿命を延ばす、お口のケア


「うちの子の口臭が気になる」
「歯ぐきが赤いけれど、大丈夫?」

私たち人間と同じように、ペットのお口の健康は、食べる喜びだけでなく、全身の健康にも深く関わっています。
実は、歯周病は、心臓病や腎臓病、糖尿病など、全身の様々な病気のリスクを高めることが知られているんです。

「動物の歯磨きって難しいんでしょ?」
「口臭は仕方ないものだと思っていた…」

そう思っていませんか?ご安心ください。
当院では、大切なご家族の健康寿命を長く、豊かにするために、予防歯科から高度な歯科治療まで、幅広く対応しています。
お口のことで気になることがあれば、どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に、ペットの健康を守りましょう。

診療内容-予防から専門治療まで、トータルでサポート


予防歯科:健康な歯を維持するために
病気になる前に、しっかり予防することが大切です。

■歯磨き指導
「どうやって歯を磨いたらいいの?」「どんな歯ブラシがいいの?」
そんな疑問にお答えします。
ご自宅で実践できる正しい歯磨きの方法や、ペットに合った歯ブラシ、歯磨きペーストの選び方を、丁寧にご指導いたします。

■デンタルチェック
一見きれいに見える歯でも、小さなトラブルが隠れていることがあります。
定期的な歯科検診で、歯垢や歯石の付着具合、歯ぐきの状態、歯並びなどをチェックし、早期発見・早期治療に繋げます。

■デンタルケアアイテムのご紹介
歯磨きが苦手な子でも大丈夫。
デンタルガムやデンタルスプレー、お口に塗るジェルなど、歯石の付着を予防するための様々なケア用品をご紹介しています。

■食事指導
歯の健康に配慮した食事は、歯周病予防にも効果的です。
歯垢がつきにくいフードの選び方や、食事の与え方についてもアドバイスさせていただきます。

一般歯科治療:気になる症状を改善
歯周病をはじめとする、一般的な口腔内疾患に対する治療を行います。

■歯石除去(スケーリング)
歯にこびりついた歯石は、歯ブラシでは取れません。
当院では、超音波スケーラーを用いて、歯周ポケットの奥まで丁寧に歯石を除去します。
安全に処置を行うため、麻酔下での実施となりますが、術前の精密検査と経験豊富な獣医師・動物看護師による麻酔管理で、ペットへの負担を最小限に抑えます。

■抜歯
重度の歯周病でグラグラになった歯や、折れてしまった歯、乳歯遺残(乳歯が残ってしまっている状態)など、残しておくと他の歯や全身に悪影響を及ぼす可能性のある歯は、抜歯が必要になります。
抜歯後のケアについても丁寧にご説明します。

■歯周病治療
歯周病の進行度合いに応じて、歯周ポケットの清掃や薬剤投与、歯周外科処置など、様々な治療法を組み合わせ、歯周病の進行を食い止めます。

■口腔内炎症の治療
口内炎、口角炎、歯肉炎など、口腔内の炎症に対して、内服薬や外用薬、食事療法などを用いて治療を行います。

高度歯科治療:より専門的な診断と処置
当院では、さらに精密な診断と専門的な処置が可能です。

■歯科レントゲン検査
見た目だけではわからない、歯の根の状態や顎の骨の状態、歯周病の進行度合いなどを詳しく診断するために、歯科専用のレントゲン検査を行います。

■口腔外科
口腔内にできた腫瘍(できもの)の切除や、顎の骨折、口腔内の外傷など、口腔外科手術にも対応しています。

なぜ歯科治療が重要なのか-放置することの隠れたリスク


「うちの子、口臭はするけど元気だし…」そう思っていませんか?
実は、お口のトラブルは、見た目以上に深刻な影響を及ぼすことがあります。

歯周病の進行と全身への影響
歯周病菌は、歯ぐきの炎症を引き起こすだけでなく、血液を介して全身に広がることがあります。
これにより、心臓病、腎臓病、糖尿病、肝臓病、関節炎など、様々な内臓疾患のリスクを高めることが知られています。

口臭の主な原因
ペットの口臭のほとんどは、歯周病が原因です。
歯周病菌が繁殖することで、不快な匂いが発生します。
適切な歯科ケアで、口臭は劇的に改善される可能性があります。

食欲不振や消化不良
歯の痛みや口腔内の炎症は、食欲の低下や、食べ物をうまく噛めないことによる消化不良を引き起こすことがあります。
栄養が十分に摂れなくなると、全身の健康状態にも悪影響を及ぼします。

生活の質の低下(QOLの低下)
お口の痛みや不快感は、大好きな食事やおもちゃで遊ぶことを楽しめなくなり、動物たちの活動性や生活の質(QOL)を著しく低下させてしまいます。

診療の流れ-歯科診療も安心してご相談ください


初めて歯科診療を受ける際の一般的な流れをご説明します。

1.問診
ご来院後、現在の口腔内の状態や気になる症状、普段の歯磨きやケアについて詳しくお伺いします。
どんな些細なことでもお話しください。

2.口腔内検査
獣医師が、視診や触診をして、お口の中の状態を詳しく診察します。
歯ぐきの炎症、歯石の付着具合、歯のぐらつきなどを確認します。

3.必要に応じた検査
口腔内検査の結果、より詳細な情報が必要と判断された場合は、歯科レントゲン検査などをご提案します。
検査の目的や手順、費用について、事前に丁寧にご説明いたします。

4.診断と治療計画
検査結果に基づいて、現在の口腔内の状態を診断し、具体的な治療計画をご提案します。
治療の選択肢がある場合は、それぞれのメリット・デメリット、費用、今後の見通しなどを詳しくご説明し、飼い主様とともに最適な方法を決定します。

5.治療(麻酔下処置の場合)
歯石除去や抜歯など、麻酔が必要な処置を行う場合は、安全管理を徹底し、獣医師と動物看護師が連携して処置を行います。
術中の動物の状態は厳重にモニタリングいたします。

6.術後のケア・ご自宅でのケア指導
治療後には、術後の注意点や、今後の歯周病予防のためのご自宅でのケア方法について、詳しくご説明します。
歯ブラシの選び方や正しい磨き方など、実践的なアドバイスをさせていただきます。

よくある質問-歯科診療に関する疑問にお答えします


.歯石除去には麻酔が必要ですか?
.はい、安全で確実な歯石除去を行うためには、全身麻酔が必須となります。
麻酔をかけずに無理やり歯石を取ろうとすると、ペットに大きなストレスを与え、痛みや恐怖心から動いてしまい、口腔内を傷つける危険性があります。また、歯周ポケットの奥深くまで歯石を除去することはできません。
当院では、麻酔前に徹底した術前検査を行い、リスクを最小限に抑えるよう努めておりますのでご安心ください。

.麻酔のリスクはどのくらいですか?
.麻酔には少なからずリスクが伴いますが、当院では麻酔前血液検査、レントゲン検査、心電図検査などを行い、全身状態を細かく評価します。
また、麻酔中は専門の動物看護師が常にペットの状態(心拍数、呼吸数、体温、血圧など)をモニタリングし、安全管理を徹底しています。
ご不安な点があれば、納得いくまでご説明させていただきます。

.歯石除去の費用はどのくらいかかりますか?
.歯石の付着具合、歯周病の進行度合い、抜歯の有無などによって費用は異なります。
まずは一度ご来院いただき、口腔内の状態を診察させていただければ、おおよその費用についてご説明することができます。

.自宅でできる歯のケアは何ですか?
.最も効果的なのは、毎日歯ブラシで歯を磨くことです。最初は嫌がる子もいますが、無理なく少しずつ慣れさせてあげましょう。
歯磨きが難しい場合は、デンタルガムやデンタルスプレー、液体デンタルリンスなど、様々なデンタルケア用品もございますので、お気軽にご相談ください。

.子犬・子猫の頃から歯のケアは必要ですか?
.はい、子犬・子猫の頃から歯のケアを始めることが非常に大切です。小さい頃から歯磨きに慣れさせることで、将来の歯周病予防に繋がります。
乳歯が残ってしまう「乳歯遺残」などのチェックも重要ですので、早めの歯科検診をおすすめします。

.口臭が気になるのですが、病院に行くべきですか?
.はい、口臭は歯周病のサインである可能性が高いため、一度ご来院いただくことを強くおすすめします。
口臭を放置すると、歯周病が進行し、抜歯が必要になったり、全身の病気に繋がったりするリスクが高まります。早めの受診で、快適な生活を取り戻してあげましょう。