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  • 2025-11-06
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【注意喚起】SFTS(重症熱性血小板減少症候群)にご注意ください

SFTSとは?

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニが媒介するウイルス感染症です。

感染すると発熱、下痢、倦怠感、血小板の減少などを起こし、重症化すると命に関わることもあります。

  • ヒトの致死率:約30%
  • 猫の致死率:約60%
  • 犬の致死率:約40%(ただし発症率は低い)

上記のように致死率の高い疾患であり、ヒトでは特に50代以降等高齢者での致死率が高いとされています。

日本では西日本を中心に発生していましたが、近年は中部地方(岐阜県を含む)でも報告が増加しています。

岐阜県でも注意が必要です

岐阜県では近年、SFTSウイルスの感染が動物・人の両方で確認されています。

特に春〜秋(4月〜11月)はマダニの活動が活発で、登山・キャンプ・草むらでの散歩などで感染リスクが高まります。

ペットからうつることもあるの?

SFTSウイルスはもともとマダニから感染しますが、感染した動物(特に猫や犬)の体液や唾液を介して人に感染する例も報告されています。

とくに猫は、感染すると高熱や白血球減少を起こして弱り、その介護中に飼い主さんが感染してしまうケースがあるため注意が必要です。

飼い主さんとペットを守るためにできること

1. マダニを寄せつけない

  • 散歩コースで草むらや山道を避ける
  • 動物用のマダニ予防薬(スポットタイプ・飲み薬など)を定期的に使用
  • 散歩後は毛の中や耳の裏、足の付け根を丁寧にチェック

より確実な予防のため、動物病院から処方されるマダニ予防薬を推奨します。

2. 飼い主さん自身も予防を

  • 山や草むらでは長袖・長ズボン・帽子を着用
  • 服はできるだけ明るい色を選ぶとマダニが見つけやすい
  • 虫除けスプレー(ディート・イカリジンなど)も有効です

3. ペットに異変があったらすぐ受診を

発熱、元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢などが見られたら、早めに動物病院へお越しください。

「最近マダニがついていた」「野外に出た」などの情報を伝えると診断の助けになります。

また、野良猫を保護された場合には、ぜひ動物病院へ健康チェックにお越しください。

当院からのお願い

マダニの寄生は見た目では分かりにくく、気づいた時には感染していることもあります。

SFTSは人にも感染する人獣共通感染症です。

動物と人、どちらの命も守るために、日頃からの予防・観察・早期受診を心がけましょう。